HANANOKO / LESSON

LESSON

「演技をする」より先に、演技が起こる条件を扱う。

レッスンの考え方

Hananokoのレッスンは、毎回同じメニューを反復する形式ではありません。テーマに応じて身体ワーク、対話、即応、テキスト読解、台詞実践を組み合わせながら、ひとつの原理を別の角度から確かめていきます。

共通しているのは、最初から表情・声音・感情を「作る」ことより、今の身体と呼吸を知り、相手や空間を受け取り、その変化から言葉や行為を発生させることです。

BASIC CIRCUIT

レッスンの基本回路

01

状態を確認する

立つ、呼吸する、力みを知る。良い状態を作るのではなく、現在の身体情報を知覚する。

02

外側を受け取る

相手、空間、音、距離、光。自分以外の存在を情報として受け取り、出力を先走らせない。

03

関係の中で変化する

相手を見る。言葉を受ける。自分の呼吸や身体に起きた変化を認識し、その変化を返す。

04

台詞を「すること」に変える

悲しく読むのではなく、止める、探る、近づく、拒む、わからせるなど、相手への働きかけとして台詞を扱う。

05

もう一度、実践する

条件や対象を変えて同じ言葉を試す。結果を再現するのではなく、入力が変われば出力も変わることを確認する。

MONITOR LESSON / 2026

これまでに扱ったテーマ

演技前の状態を知る

立ち方、呼吸、見ること、相手の言葉を一度受け取って返すこと。演技を足す前の知覚を扱う。

相手が変わると、言葉の通り道も変わる

目の前の相手、離れた相手、空間、自分自身。対象の変化によって身体・声・意識がどう変化するかを確認する。

身体が変わると、言葉の通り道が変わる

重さ、空間、距離、一歩の意味など、身体が自然に変化する条件から発話へ接続する。

根から幹へ、枝の入口へ

自分の状態、相手との回路、空間への言葉。その上で「この台詞は相手に何をしているのか」を扱う。

台詞を相手への働きかけとして扱う

岸田國士『命を弄ぶ男ふたり』を用い、心情の説明ではなく、相手をどう動かそうとしているかを読む。

長台詞は、自分語りではない

長台詞を一色の感情で読むのではなく、途中で変化し続ける相手への作用として分解し、実践する。

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